アフターピルがマツキヨなどの薬局で買えないのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。こちらの記事ではアフターピルの薬局での販売や、アフターピルを手に入れるおすすめの方法などをご紹介します。
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この記事を読んでわかること |
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アフターピルはマツキヨなどの薬局では買えない
アフターピルがマツキヨなど、近くの薬局・ドラックストアで買えれば便利だと感じる方も多いでしょう。しかし、薬局で市販薬としてアフターピルの販売はされていません。病院を受診し医師からアフターピルの処方箋をもらった場合のみ、処方箋受付をしている調剤薬局等であれば購入可能です。
今後アフターピルが市販化されれば、マツキヨなどでも購入できるようになりますが、市販化にはさまざまな課題やリスクもあります。市販化へ向けての取り組みや検討は国でも始まっていますが、実際に市販化されるのはまだまだ先と言えるでしょう。
アフターピルはマツキヨ・薬局で買える?
アフターピルをマツキヨなどの薬局・ドラックストアで買えないのか、疑問に思っている方が多く、実際にYahoo!知恵袋でも質問が寄せられています。
アフターピルはどこで購入することができますか?
アフターピルをどこで買えるのかを知らず、薬だから薬局やドラックストアで買えるものと思っている方も多くいます。しかし、薬局が処方箋なしでアフターピルを販売することは認められておらず、売ってしまうと違法行為になります。
また、アメリカやヨーロッパなど海外では、市販化されており誰でも手軽にアフターピルを購入できるため、日本で買えないことが不思議に思っている方も多いでしょう。海外製のアフターピルは性行為後120時間以内であれば有効など、高い避妊効果が期待できますが海外製であっても薬局では購入できません。
日本でアフターピルを手に入れるためには、病院やオンライン診療を利用する必要があります。

アフターピルの購入は自宅で診察・処方を受けられるオンライン診療がおすすめです。即日処方・当日発送でアフターピルをなるべく早く手に入れられるオンラインクリニックを選びましょう
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アフターピルをマツキヨなどの薬局で買えない4つの理由
アフターピルをマツキヨなどの薬局で買えない理由には、法律が関わってくる他、市販化で浮き上がってくる問題点もあります。こちらでは、薬局で買えない理由を知ることで、アフターピルの市販化でどのようなリスクが生じるのか確かめてみましょう。
処方箋なしでの販売は認められていない
アフターピルは「医療用医薬品(処方箋医薬品)」に該当します。医療用医薬品(処方箋医薬品)とは、医師が診断した上で処方箋が発行されると購入できる薬です。一般の方が薬局で購入できる「一般用医薬品」とは異なります。
アフターピルを処方箋なしで販売した場合には、3年以下の懲役や300万円以下の罰金が科せられる可能性があります。アフターピルを必要とする時は緊急性が高いため、薬局で購入できた方が素早い服用に繋がるかもしれません。しかし、このような法律から、薬局での販売が認められていないのが現状です。
服用に関する注意点や説明ができない
薬局でアフターピルを販売するとなると、服用に関する注意点や説明が不十分になる可能性があります。薬局で風邪薬などの市販薬を購入する時には、医薬品登録販売者(登録販売者)からの説明を受けられます。しかし、病院へ行って医師や薬剤師からの説明と比べると、薬局での説明は時間も短く内容も端的になりがちです。
さらに、薬局のレジ横や商品棚の前での説明となるため、落ち着いて話を聞けないと感じる場合も多いでしょう。人目につくのが恥ずかしく、説明をよく聞かずに帰ってしまう人もいるかもしれません。服用に関する注意点や説明が不十分だと服用方法を間違えるなどして、アフターピルの適切な効果が得られない可能性があります。
アフターピル服用後のサポートができない
薬局ではアフターピル服用後のサポートまで対応できません。万が一副作用があった場合や避妊に失敗した場合に、病院でアフターピルを購入していれば、すぐに来院したり電話をして医師から適切な対応をしてもらえます。また、オンライン診療でも、無料でいつでも相談できる環境などが設けられています。
薬局でアフターピルを購入して服用後の副作用もなく、無事に避妊に成功して次の生理も順調であれば何も問題はないでしょう。しかし、万が一の時に薬局で購入していると相談先がわからず対応に遅れが生じる可能性があります。購入した薬局に相談へ訪れても、薬局内で対応はできないため、医師の診察を受けるように勧められることとなるのが現状です。
性教育の遅れ・不十分さ
日本の義務教育では受精や妊娠についての説明はありますが、妊娠に至るまでの過程である性交・避妊などについては取り扱われていません。日本産婦人科医会の「義務教育での性教育をめぐる現状と課題」でも、性教育の遅れや不十分さについて取り上げられています。
英国では5歳から受精・妊娠について学ぶ機会があり、日本の中学生にあたる年齢で性交や避妊についても学びます。英国と比較しても、日本の性教育はかなら遅れていると言えるでしょう。そんな中、アフターピルが薬局で手軽に手に入れるようになると、10代の無知な女性への性暴力被害に繋がったり、望まない妊娠を未然に防ぐ避妊がおろそかになる可能性があります。
ここまでご紹介してきた通り、アフターピルが薬局で買えないのには以上のような理由があります。人目についたり親にバレるのが不安で薬局でアフターピルを買いたいと思っている方は、オンライン診療を利用してみてください。
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アフターピルがマツキヨなどの薬局で販売できる可能性もある
現在マツキヨなどの薬局・ドラックストアでアフターピルは買えませんが、市販化へ向けての動きはあります。2023年11月から厚生労働省による緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業として、アフターピルの一部薬局(全国145ヶ所)での試験販売がスタートしています(2024年7月現在継続中)。ただし、全国にチェーン展開しているマツキヨやスギ薬局のような大手薬局・ドラックストアはほとんど対象ではありません。
また、あくまで調査研究段階なので、薬局で買えると言っても研究への参加・アンケートへの協力、公的身分証明書の提示などが必要です。費用も7,000~9,000円程度かかります。実際に市販化される時期は未定ですが、調査研究結果から議論や検討がなされた後市販化されるという流れになる可能性が高いでしょう。
アフターピルをマツキヨや薬局以外で買う方法
マツキヨなどの薬局以外で、アフターピルを買う方法は「オンラインクリニック」または「産婦人科などのクリニック」を利用する2つの方法があります。医師の診察を受け、アフターピルを処方してもらうという点は同じですが、オンライン診療なのか対面診療なのかで違いがあります。それぞれ違いを解説しますので、自分に合った方法を選びましょう。
オンライン診療クリニックを利用する
オンライン診療クリニックは、スマホやパソコンを使って自宅にいながら、医師の診察・処方を受けられるクリニックです。オンラインで緊急避妊に係る診療を行うことは、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」にて一定の要件を満たすことで許可されています。
医師の診察は電話やビデオチャットなどで行われ、アフターピルは自宅に配送されます。病院へ足を運ばなくて良いので、夜遅くでも利用でき、人目につかず利用できるのが大きなメリットです。「仕事終わりだと病院の診療時間に間に合わない…」「誰にもバレたくない」そんな方は、オンライン診療クリニックを利用してみてください。
オンラインが不安な方は対面診療を利用する
オンラインでの診察に不安がある方は、産婦人科などの対面診療を利用しましょう。対面診療であれば、血液検査やエコー検査なども受けられます。また、その場でアフターピルを手に入れられるため、診察後すぐにアフターピルを服用できるのがメリットです。
ただし、なかなか病院へ足を運ぶことができない場合は、オンライン診療クリニックの方が早くアフターピルを手にいれられる場合も多いです。オンライン診療クリニックで処方や発送が早いところでは、最短翌日にはアフターピルが届きます。東京23区内であれば最短1時間以内に届けてくれるところもあります。自分の状況に合わせ、なるべく早くアフターピルを服用できる購入方法を選んでみてください。
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個人輸入のアフターピルは買わないように!
アフターピルは個人輸入の通販サイトで売られていることがあります。しかし、個人輸入のアフターピルは、避妊効果が得られなかったりトラブルに遭う心配がありますので、決して買わないようにしましょう。ここからは、個人輸入のアフターピルにどんなリスクがあるのか解説します。
そもそも有効成分が入っていないことも
個人輸入のアフターピルの中には、偽造品が出回っています。そもそも避妊効果のある有効成分自体が含まれていないことがあり、飲んでも何の効果も得られず妊娠してしまうことがあります。正規メーカーのアフターピルを真似て作られているため、本物と偽造品を見極めることは難しいですし、レビュー評価も偽装されている可能性があります。
また、本物であったとしても、保管方法や輸送方法に問題があり、アフターピルの品質が低下した粗悪品が届く可能性もあります。厚生労働省からも医薬品等の個人輸入は健康被害などの危険性があることから注意喚起がなされています。
もしも服用後に何かあってもサポートを受けられない
個人輸入のアフターピルは、服用後に体調不良や副作用を起こした場合など、何かあった場合に適切なサポートを受けられません。購入後に問い合わせをしても、返信がなかったり返金に応じてもらえない可能性が高いでしょう。
また、日本では医薬品医療機器等法を守って販売されている医薬品に関しては、公的制度「医薬品副作用被害救済制度」が設けられています。医薬品副作用被害救済制度とは、重篤な副作用や健康被害が生じた場合に救済してくれる制度です。しかし、厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」でも、個人輸入された医薬品による健康被害については医薬品副作用被害救済制度の救済対象にならないことが明記されています。
時間が勝負なのに…到着までに時間がかかる
個人輸入のアフターピルは、注文してから届くまでに約10日~2週間程度要する場合があります。アフターピルは性行為後にいつ服用するかで、避妊率が異なります。性行為後に服用するタイミングが早いほど避妊効果が高いとされています。
例えば78時間用アフターピル「ノルレボ」の場合、避妊率は24時間以内の服用であれば約95%ありますが、48~72時間以内だと約60%程度になります。しかし、個人輸入だと、アフターピルの有効時間が過ぎてしまってから手元に届くケースが多く、すでに妊娠が成立している可能性も高いと言えます。
アフターピルの種類・効果・副作用・相場
アフターピルの種類は、性行為後72時間以内に服用するタイプと、性行為後120時間まで有効なタイプの2種類です。72時間用アフターピルには国内産の「ノルレボ」や「レボノルゲストレル」の他、海外製の「マドンナ」があります。120時間用アフターピルは、海外製のみで「エラ・エラワン」「Josei」などがあります。
72時間用:ノルレボ
ノルレボ | |
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効果・特徴 | ・性行為後72時間以内に1回1錠服用 ・高い避妊効果が期待できる ・副作用が少ない ・国内で認可されている |
避妊率 | 24時間以内95% 24~48時間以内85% 48~72時間以内60% |
副作用 | 不正出血・頭痛・吐き気・倦怠感・胸の張りなど |
料金・相場 | 10,000円~20,000円 |
ノルレボ錠は、あすか製薬にて製造されていて、2011年に日本で初めて承認されたアフターピルです。黄体ホルモン「レボノルゲストレル」が有効成分として使用されています。性行為後72時間以内に1回1錠の服用で、排卵を抑えたり受精卵が着床する子宮内膜の増殖を防ぐことで避妊効果を発揮します。
ただし、性行為後に時間が経過するほど避妊率が下がってしまうため、できるだけ性行為後24時間以内に服用することがおすすめです。副作用に不安のある方や、国内産の薬にこだわる方はノルレボ錠を選んでみてください。
レボノルゲストレル(ジェネリック)
レボノルゲストレル | |
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効果・特徴 | ・ノルレボ錠のジェネリック医薬品で安い ・性行為後72時間以内に1回1錠服用 ・避妊効果が高く副作用が少ない ・国内で認可されている |
避妊率 | 24時間以内95% 24~48時間以内85% 48~72時間以内60% |
副作用 | 不正出血・頭痛・吐き気・倦怠感・胸の張りなど |
料金・相場 | 8,000円〜10,000円 |
レボノルゲストレル錠は、富士製薬が製造しているノルレボ錠の後発品(ジェネリック医薬品)です。ノルレボ錠と同じ有効成分で作られていて、効果や副作用はノルレボ錠と変わりません。
ノルレボ錠との大きな違いは、料金です。ジェネリック医薬品は新薬(先発品)に比べ研究開発費用が掛からない分安く購入できます。レボノルゲストレル錠は、国内産の薬が良いけどできるだけ費用を抑えたい方に向いています。
マドンナ(ジェネリック)
マドンナ | |
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効果・特徴 | ・ノルレボ錠ので安い ・性行為後72時間以内に1回2錠服用 ・避妊効果が国内産よりも高い ・日本では未承認 |
避妊率 | 24時間以内98% 24~48時間以内95% 48~72時間以内75% |
副作用 | 不正出血・吐き気・嘔吐・頭痛・生理不順など |
料金・相場 | 8,000円〜10,000円 |
マドンナはノルレボ錠のジェネリック医薬品で、ノルレボ錠と同じレボノルゲストレル有効成分として配合されています。日本では未承認ですが国内産アフターピルよりも高い避妊率が期待でき、クリニックでは医師の診断のもと処方されているアフターピルです。
性行為後24~48時間までの服用でも約95%の避妊率があるため、24時間以内に服用できなかった場合でもおすすめです。副作用も少なめで、国内未承認でも安くて高い避妊効果が期待できるアフターピルを選びたい方は、マドンナを選びましょう。
120時間用:エラ・エラワン
エラ・エラワン | |
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効果・特徴 | ・性行為後120時間以内に1回1錠服用 ・避妊率が高い ・BMI値30以上の肥満体型でも効果が高い ・日本では未承認 |
避妊率 | 約98% |
副作用 | 不正出血・吐き気・頭痛・胸痛・生理不順・疲労感・下腹部痛など |
料金・相場 | 10,000円~20000円 |
エラ・エラワンは、トルコの会社が製造販売している海外製のアフターピルです。有効成分には黄体ホルモンの「ウリプリスタール酢酸エステル」が使用されています。ウリプリスタール酢酸エステルには、排卵や子宮内膜の増殖を抑える他、精子を通りにくくさせる働きが期待できます。
性行為から時間が経過している場合でも、性行為後120時間以内の服用で避妊率が約98%と高いのが特徴です。性行為後72時間を過ぎている場合、アフターピルを手に入れるまでに時間がかかる場合は、エラ・エラワンを選んでおくと安心です。
Josei(ジェネリック)
Josei | |
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効果・特徴 | ・性行為後120時間以内に1回1錠服用 ・避妊率が高い ・BMI値30以上の肥満体型でも効果が高い ・日本では未承認 |
避妊率 | 95%以上 |
副作用 | 頭痛・吐き気・倦怠感など |
料金・相場 | 10,000円~15,000円 |
Josei(ジョセイ)はエラのジェネリック医薬品で、エラ・エラワンと同様、性行為後120時間以内の服用であれば有効です。効果もエラ・エラワンとほぼ変わらず、費用が抑えられる点が特徴です。
120時間用アフターピルを希望しているけどエラ・エラワンは高いと感じる方は、Joseiを選んでみてください。なるべく安くアフターピルを安く手に入れたい方は、ジェネリック医薬品の「マドンナ」や「Josei」の取り扱いがあるクリニックを選びましょう。
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アフターピルの服用方法・注意点
アフターピルの服用時には、用法・用量を守って服用しなければ、適切な避妊効果が得られません。また、飲み合わせによっては避妊効果を下げたり、持病の治療に差し支えることがあります。 アフターピルの服用方法や服用時の注意点を詳しく見ていきましょう。
アフターピル服用時の服用方法
アフターピルは性行為後72時間以内に服用するタイプと、120時間以内まで有効なタイプがありますので、有効時間以内に1回(1錠または2錠)必ず服用しましょう。72時間以内または120時間以内といっても、少しでも早い服用が望ましいです。
例えば、ノルレボ錠・レボノルゲストレル錠の場合、性行為後24時間以内の服用であれば避妊率が約95%なのに、48~72時間以内だと約60%まで低下します。よって、性行為後24時間以内の服用が理想的です。
アフターピルの服用が遅れてしまうと、すでに受精や着床が起こってしまっていることが考えられます。妊娠が成立してからアフターピルを服用しても高い避妊効果が得られない可能性は高いため、アフターピルを手に入れたらすぐ服用してください。
アフターピル服用時の注意点
アフターピルの服用時には、薬やサプリメントとの飲み合わせに注意しましょう。飲み合わせに注意が必要な薬には以下のような薬があります。
- 抗けいれん薬
- HIVプロテアーゼ阻害剤
- 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
- 抗結核薬
- 抗生物質
アフターピルと併用すると、アフターピルの避妊効果を下げたり、相互作用を引き起こす可能性があります。また、精神を安定させるハーブティーやサプリメントに含まれていることがある、セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)は、避妊効果を弱めたり副作用を強くする心配があります。
普段飲んでいる薬やサプリメントがある場合は、問診票に記載したり診察時に必ず伝えるようにしてください。
アフターピルが効いたかどうか…知る方法
アフターピルの避妊率は100%ではないため、服用した後は必ず避妊が成功しているか確かめる必要があります。アフターピルが効いたかどうか知る方法は、服用後に起こる消退出血や生理、または妊娠検査薬を使用することで確かめられます。
消退出血が起こったら避妊成功の確率が高い
アフターピル服用後には、子宮内膜が剥がれ生理に似た出血である「消退出血」が起こります。消退出血は一般的にアフターピルを服用してから、約1週間程度で見られます。
早ければ服用後2~3日中、遅くても2週間以内には消退出血があり、出血が確認できれば避妊に成功している可能性が高くなります。ただし、アフターピルの副作用により不正出血を起こす場合もあるので、出血があったから妊娠していないとは限りません。
不正出血と消退出血を見分けることは難しいので、確実に避妊できているか確かめるためには、この後紹介する妊娠検査薬の利用がおすすめです。
生理が来なかったら妊娠の可能性が高い
アフターピル服用後3週間以内に、次の生理がない場合は、妊娠している可能性が高いと言えます。生理は消退出血と同時に起こることもあれば、消退出血後に生理が来るケースもあります。
アフターピルの効果として排卵を抑制する働きがありますが、アフターピルの作用が切れると再び排卵が起こり、いつも通り生理が来ます。生理予定日より少し遅れるケースもありますが、生理予定日を10日以上過ぎても生理が来ない場合は、妊娠検査薬で確かめ医療機関を受診しましょう。
性行為から3週間後に妊娠検査薬を利用する
アフターピルで避妊に成功しているかどうかは、妊娠検査薬で確かめることができます。性行為から3週間後(アフターピル服用から3週間後)を目安に、妊娠検査薬を利用してください。消退出血・生理のあるなしに関わらず、一旦妊娠検査薬は試しておきましょう。
妊娠検査薬はマツキヨなどの薬局やドラックストアでも購入でき、価格は500円~1,500円前後です。妊娠検査薬の結果の正確性は99%以上あるので、陰性であれば一安心と言えます。
ただし、検査のタイミングが早すぎると、正確な結果が得られない場合もあります。性行為から3週間後(アフターピル服用から3週間後)を守って検査を行ってみてください。妊娠検査薬だけでは不安な場合や、万が一陽性反応が出た場合は、産婦人科などクリニックを受診しましょう。
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アフターピルを処方してくれるオンラインクリニックの選び方
オンラインクリニックを利用してアフターピルを処方してもらう場合は、高い避妊効果が期待できたり信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
[box class=”box31″ title=”オンラインクリニック正しい選び方3選”] [/box]アフターピルを処方してくれるオンラインクリニックは多数あるので、上記の選び方のポイントを抑えたところを選びましょう。
トータルコストが安く抑えられるオンラインクリニックを選ぶ
アフターピルを処方してくれるオンラインクリニックの料金は、アフターピルの価格ではなくトータルコストをチェックすることが大切です。オンラインクリニックでは、薬代の他に、「診察料」「配送料」「事務手数料」が加算される場合があります。
アフターピルの価格が安くても、その他の追加料金が加算されればトータルコストは高くなります。診察料や送料など、追加料金に関してきちんと明記されているところを選び、トータルコストを比較してみてください。
アフターピルを処方してくれるオンラインクリニックで、トータルコストを抑えられるおすすめなクリニックは以下の3院です。
120時間用ピルを取り扱っているオンラインクリニックを選ぶ
オンラインクリニックによって、取り扱っているアフターピルの種類には違いがあります。オンライン処方となると、自宅にアフターピルが届くことになります。服用までに少し時間が経過することも考え、120時間用アフターピルを取り扱っているところを選んでおくのが安心です。
特に、72時間用アフターピル「ノルレボ(レボノルゲストレル)」の場合、性行為後24時間以内の服用が理想的とされています。もちろん24時間を過ぎると効果がないというわけではありませんが、高い確率で避妊を成功させるためにも、有効時間に余裕のあるアフターピルを選んでおきましょう。
120時間用アフターピルの取り扱いのあるおすすめなオンラインクリニックは、以下の一覧をチェックしてみてください。

あしたのクリニックでは性行為後24~48時間以内の服用でも95%の避妊率が期待できるマドンナや、120時間用のJoseiも取り扱っています。高い避妊率を求めるなら、あしたのクリニックを選びましょう。
当日処方・当日配送が可能なオンラインクリニックを選ぶ
アフターピルをオンラインクリニックで処方してもらう場合、自宅へアフターピルが届くようになります。自宅への到着が遅くなると、その分服用のタイミングが遅れることになってしまうので、当日処方・当日配送が可能かどうか確認しておきましょう。
当日発送でも、当日発送の対象となる受付時間はクリニックによって異なります。決済まで完了させておく必要もありますので、当日発送の条件なども詳しく確認した上で、オンラインクリニックを選んでみてください。
また、東京23区内であれば、当日中にアフターピルを届けてくれるところもあります。アフターピル到着までが早いオンラインクリニックでは、以下の3院がおすすめです。

あしたのクリニックなら、毎日18:10まで当日発送を受け付けてくれます。東京23区内なら最短60分、その他の地域でも最短翌日到着とスピーディーな対応が魅力です
アフターピル処方の厳選オンラインクリニック3選
アフターピル処方のオンラインクリニックの選び方のポイントを抑えた、おすすめのクリニックを厳選してご紹介します。
[box class=”box31″ title=”おすすめオンラインクリニック3選”] [/box]取り扱っているピルや各クリニックのおすすめポイントなどを比較して、利用しやすい自分に合ったクリニックを選んでみてください。
あしたのクリニック
出典:あしたのクリニック
【あしたのクリニック】特徴・詳細 | |
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72時間用ピル | 8,800円 |
120時間用ピル | 13,750円 |
初診料 | 無料 |
送料 | 1,000円 |
お急ぎ便・送料 | 対象地域東京23区内/追加費用5,500円 |
オンライン 診察時間 |
24時間 |
休診日 | 無 |
オンライン 診察方法 |
LINE・電話 |
支払い方法 | クレジットカード 後払い 銀行振込 |
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[box class=”box32″ title=”あしたのクリニックおすすめポイント“]- 業界最安級でトータルコストが安い
- 24時間対応で処方も発送もスピーディー
- LINEで誰にもバレずに診察完了
- 診療実績30,000件以上と信頼度が高い
業界最安級でトータルコストが安い
あしたのクリニックは、アフターピルの料金が72時間用で8,800円、120時間用で13,750円と、業界の中でも良心的なお値段です。さらに、診察料が初診も再診もずっと無料なので、トータルコストも抑えられます。
安いと言っても取り扱っているアフターピルは、高い避妊率が期待できる120時間用「Josei」と、72時間用「マドンナ」です。高い避妊効果は求めるけど、費用は安く済ませたいという欲張りな方でも、満足できるオンラインクリニックとなっています。
24時間対応で処方も発送もスピーディー
あしたのクリニックは24時間対応なので、仕事が終わってからの遅い時間や、避妊に失敗したのが夜中だった場合などでも利用できます。当日発送も18:10まで受け付けてくれるので、アフターピルの到着までが早いのが嬉しいポイントです。
また、東京23区内であれば、エクスプレス配送も利用できます。追加費用5,500円で最短60分以内にアフターピルを届けてくれるので、産婦人科へ行く時間や診察の待ち時間を考えると、あしたのクリニックの方が早く手元にアフターピルが届きます。
オンライン診療でも早さを重視する方も、あしたのクリニックならスピーディーな対応で不安なくアフターピルの服用ができるでしょう。
LINEで誰にもバレずに診察完了
あしたのクリニックはLINEで診察が完了でき、プライバシーの保護も徹底されています。LINEで無料相談も受け付けてくれますし、専用のアプリを入れたり、WEBで登録した上で予約をするなどの手間がかかりません。LINEでのアフターピル診療実績も30,000件以上と豊富で、安心感の高いクリニックです。
普段使い慣れているLINEであれば、緊急時でも焦らずにスムーズに診察を受けられます。配送時の外装なども中身がアフターピルとバレないよう、発送元には「同上」品名には「サプリメント」と記載されています。周りの人や親にバレないか心配な方は、あしたのクリニックを選んでみてください。
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特急ピル
出典:特急ピル
【特急ピル】特徴・詳細 | |
---|---|
72時間用ピル | 8,800円 |
120時間用ピル | 13,750円 |
初診料 | 無料 |
送料 | 1,100円 |
お急ぎ便・送料 | 対象地域東京23区内/追加費用5,500円~ |
オンライン 診察時間 |
24時間 |
休診日 | 無 |
オンライン 診察方法 |
LINEまたは電話 |
支払い方法 | クレジットカード 銀行振込 後払い |
\24時間診察可・最短5分で処方/
[box class=”box32″ title=”特急ピルおすすめポイント“]- 24時間すぐに診察&最短5分で処方
- 保険証の提出不要で身バレの心配なし
- 後払いや男性名義の支払いもOK
24時間すぐに診察&最短5分で処方
特急ピルは24時間対応で、LINEですぐに診察を受けられるのが特徴です。診察から処方までも早く最短5分で処方が完了するので、隙間時間や仕事に休憩中でもサクッと利用することができます。
診察を受けるタイミングを調整しなくて良い分、アフターピルの購入が早くできるので、服用までのタイミングの短縮にも繋がります。また、後から不安なことや疑問が出てきた場合には、無料で相談にのってくれます。まずは、いち早くアフターピルを購入したいという方に、ぴったりなオンラインクリニックです。
保険証の提出不要で身バレの心配なし
特急ピルでは保険証の提出が必須ではないため、会社などにバレる心配がありません。保険証を提出するのを避けたい方や、そもそも保険証を持ち出す時に親などにバレるのではないかと不安な方も利用しやすいクリニックです。
保険証以外の身分証明書の提出は必要となりますが、普段持ち歩いている免許証や学生証でもかまいません。保険証の提示が難しいと感じている方は、ぜひ特急ピルへ相談してみてください。診察もLINEまたは電話でできるので、顔出しせずに受診することも可能です。
後払いや男性名義の支払いもOK
特急ピルではアフターピルが届いた後に、コンビニや銀行振込で後払いが可能です。アフターピル到着後5日以内に支払えば良いので、今すぐお金が用意できないという時でも、まずはアフターピルを受け取り服用することができます。
また、後払いの他にもクレジットカードや銀行振込が可能で、どの支払い方法でも男性名義の支払いが可能です。男性側が支払いをする場合でも、スムーズに手続きを進めやすくなっています。診察や支払いをスムーズに完了させて、アフターピルの早い服用を心がけましょう。
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アフターピルのマツキヨや薬局での販売に関しての質問
アフターピルのマツキヨや薬局での販売に関して、市販化予定や服用後のトラブルについてなど、よくある質問にお答えしていきます。
アフターピルがマツキヨなどで市販化される予定はありますか?
アフターピルがマツキヨなどで市販される予定は、今のところありません。
一部薬局での試験販売がスタートしていることから、今後マツキヨなどでも買えるようになる可能性はあります。しかし、市販化の確定しておらず、試験販売の結果から議論や検討などがされてから、市販化されるかどうか判断されていきます。
欧米やヨーロッパでは実際に市販化されていて、マツキヨのような薬局でも条件などなく手軽に購入できるようになっています。日本でも市販化して欲しいという声は多数挙がっているのが現状です。
アフターピルをマツキヨなどの薬局以外どこで買えますか?
アフターピルは産婦人科などのクリニックまたはオンライン診療クリニックで購入できます。
また、2024年現在、全国145ヶ所の薬局で試験販売がされているので、対象の薬局であればアフターピルの購入が可能です。しかし、試験販売では研究への参加やアンケートへの回答、身分証の提示などが必要です。
薬局で風邪薬などの市販薬を買う手軽な感覚では購入できませんので、事前に薬局に問い合わせたり試験販売の条件について詳しく確認した上で利用することをおすすめします。人にバレたくない場合は、オンライン診療クリニックでアフターピルを購入するのがおすすめです。
性行為で中出しをされてしまいました。24時間以上経っていますがどうしたら良いですか?
妊娠を望んでいないのに中出しされた場合は、なるべく早くアフターピルを服用しましょう。
中出しから24時間以上経過している場合でも、アフターピルで避妊効果が得られます。72時間用のアフターピル「ノルレボ(レボノルゲストレル)」は、性行為後24時間以内の服用が理想的とされていますが、24~48時間以内でも約85%の避妊率が期待できる他、48~72時間以内の服用でも約60%の避妊率があります。
また、性行為後120時間まで有効なアフターピルであれば、性行為後120時間以内の服用で95%以上の避妊率が期待できます。
アフターピルを誰にもバレずに処方してもらう方法はありますか?
アフターピルの処方で人にバレるリスクが少ないのは、オンライン診療クリニックです。
産婦人科などのクリニックでもアフターピルを処方してもらうことができますが、病院へ行ったり待合室での待ち時間に知り合いに会う可能性があります。処方箋をもらって調剤薬局へ行く時にもリスクがあると言えるでしょう。
しかし、オンライン診療であれば、自宅で診察や処方を受けられ、アフターピルは自宅へ届けてもらえます。ポスト投函されることがほとんどで、外装も送り主や品名で中身がアフターピルとバレないように配慮されています。
アフターピルの副作用で吐いてしまいました。どうしたら良いですか?
アフターピル服用後、2時間以内に吐いてしまった場合は再服用が必要となる可能性があります。
アフターピル服用後2時間以内に吐いてしまうと、避妊効果が正しく得られない可能性が高いです。アフターピル服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合は、アフターピルを処方してもらったクリニックへすぐ相談してみてください。
アフターピル服用後2時間以上経過しての嘔吐であれば、問題はありません。吐き気に不安がある方は、アフターピル処方時に吐き気止めを追加で処方してもらえる場合もあります。診察の際に吐き気止めの処方も可能か、医師に質問してみるのがおすすめです。
アフターピルはマツキヨなどの薬局では買えないからオンライン診療を!|まとめ
アフターピルはマツキヨなどの薬局では購入できません。産婦人科などのクリニックで処方してもらうこともできますが、病院の診療時間に間に合わずなかなか足を運べない方や、人にバレたくないという方は、オンライン診療クリニックを利用しましょう。
オンライン診療クリニックを選ぶ際は、安くて処方や発送が早いところを選んでみてください。信頼できるオンライン診療クリニックを利用して、望まない妊娠を未然に防いでいきましょう。
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